■愛・地球博 【愛知万博】 (2005.3.29) | |||||||||||||||||||||||
国際博としては35年ぶりという万博、愛・地球博へ行ってきました。 準備段階で一番迷ったのが、交通手段でした。娘と10ヶ月の子供がいますので、今回は、名古屋駅から出る駅シャトルバスを選択することに。 朝、7時20分頃自宅を出発。自宅まん前の笠寺駅から10分で名古屋駅に。そのまま「ナナちゃん人形(←知ってます?)」の前の名鉄バスセンターへ。往復券を買って、乗り場に行くとすでに何台かは出発していました。順番待ちといっても、何台もバスは待機しているようで、さほど待たずに乗ることができました。このバスどれも大きな観光バスで、定員で出発します。必ず座って行けるわけです。県内にある観光バスの2割を万博のシャトルにあてているということだそうです。ベビーカーなど大きな荷物は下のトランクルームに入れてもらえます。 まずは超人気のトヨタ館へ。ここの整理券の発行は、チケットの枚数に関係なく一人1枚ずつ配られるので、全員でならび、5分も待たずにゲットしました。第二回の10:30までに入場分。終了が11:20と確認。そのまま向かいにある三井東芝館へ行き、予約券11:40までの入場分をゲット。ここは、発券機による配布のため、人数分のチケットを持っていけば1人で取れます。 最初のトヨタ館、2部構成のパフォーマンスショーです。1部は8人のロボットたちがトランペットなどの金管楽器などで、ヒップホップ系のバンド演奏をします。2部は4輪の未来的乗り物『i-unit』やガンダムに出てきそうな2足歩行乗り物『i-foot』とダンサーたちのパフォーマンス。ショーのタイトルは「MOVE LIVE(動く・生きる)」。期待以上に感動する出来だと思います。それもそのはず、ディズニーシーの『ブラビッシーモ!』と同じ演出家のものです。子供も大喜びでした。
終わったあとすぐ三井東芝館へ。20人ずつのグループになり、全員の顔を3Dスキャナーで取り込みます。来館者全員の顔がCGとしてこの後始まる映画の登場人物の顔になるわけです。
そのあと、グローバルループを歩いて西エントランスへ。ここの1階にはフードコートがあり、そこでとりあえず昼食を。娘はラーメン、妻は下の子が食べれるきしめんを、自分はロコモコを。まったく待つことなく食べることができました。 マンモスラボがあるグローバルハウスの予約券の配布が3:00とあったので2:30頃列に並びに。ここは一人1枚ずつなので、全員で並ぶことに。行くと既に300mはあろうか、かなり長い列が。早めに配布が始まったようで、しばらくぞろぞろ歩いてなんとかゲットしました。 グローバルハウスの横に、バイオラングがある。そのなかに、水と緑のパビリオンというのがあり、なかでは3Dシアターなどがあるのだが、ここに蒸気でできたスクリーンにキッコロとモリゾーの映像が流れる。うちの子も含め、子供たちみんな映像にくぎづけでした。そういえば、モリゾーキッコロの声を聞いたのは、ここくらいかな。 マンモス見るまでに少しだけ時間があったので、国際連合館とメキシコ館を見てきました。国連館はユニセフやWHOなどの色々な国際機関がそれぞれ映像や展示品で紹介。メキシコ館は陽気なメキシカンがお出迎え。一緒に帽子をかぶって写真を撮らせてもらえます。ここのメキシコ料理、おいしそうです。 時間になりグローバルハウスもどる。マンモスラボへたどり着くには、あの月の石やニュートンの望遠鏡などが展示してあるオレンジホールと大型スクリーンでレーザー映像をみるブルーホールがあり、自分たちは予約券の指定によりブルーホールとなった。月の石が見れなくて残念と思っていたが、大型スクリーン、メチャメチャ大きい。スクリーンは高さ10m×幅50mもある。 ベビーカーの関係で一番前に座ったのだが、自分の視界がそのまま映像となるような感じ。森や峡谷の空撮シーンは、ほんとに飛んでいる感じ。動物シーンもほんとにその場にいるような 臨場感大迫力。内容も、自然環境をわかりやすく解説していくような内容で、とてもいいです。 このあと、マンモスです。ロシアの永久凍土の中から発掘されたユカギルマンモスを冷凍状態で展示してあります。動く歩道に乗り、だんだん見えてきます。『おぉーマンモスだぁー』と くぎづけになっているうちに出口。約1分ですのでじっくり見てください。 もう一度北ゲート付近に戻り、キッコロゴンドラに乗って南の渕へ。ここはヨーロッパの国々の外国館がある グローバルコモン4。
まずはロシア館。じつはここにもマンモスがいると聞いていたので、さっきの続とばかりに中へ。いた!マンモスが。冷凍保存ではないが、体高2.7mのマンモスの
本物の骨格標本が。足の一部を除いて本物の全身骨格です。毛や皮膚、赤ちゃんマンモスの頭蓋骨、化石化した足などがありました。ユキガルマンモスを見れなかった人は是非こちらに。ゆっくりみれていいですよ。 次にイギリス館へ。ここには面白い体験型コーナーがたくさん。例えば松ボックリのディスプレイをうちわで扇ぐと木にかかってる画像の松ボックリの笠が開く。これは表面が乾燥するためにおこる原理をわかりやすく説明。これの応用がスポーツウエアーだそうだ。子供が楽しめます。 次にチェコ館。ウォーターピアノから木や石の楽器まで、また、水の万華鏡や投光式の万華鏡など、見たり聞いたりを感じながら遊べます。子供が多い感じです。 オーストリア館は室内に大きな滑り台がつくってあり、ハイジにでてくるような「ソリ」で遊べます。子供が言うには、かなり面白いそうです。妻もすごく楽しい顔をしていました。 スイス館の展示物はすごい。アインシュタインのパスポートやナポレオンのベッド、wwwを最初に操業したコンピューター、巨大隕石など、一つ一つの展示物に見入ってしまいます。翻訳機としてスイス軍の懐中電灯を渡されます。 『IMTS』という乗り物に乗って北ゲート付近まで移動。これ、低公害バスなんですが、運転手はいません。運転席にはキッコロのぬいぐるみが。さらに、少し離れながら3台編成で隊列走行します。どういう原理なんでしょう。リニモ同様次世代交通システムです。パビリオンの1つとして楽しめます。 駅の前にJR超電導リニア館があり、最終回の最後尾として入館。外には世界最高速度581kmを達成した実物が展示されています。中に入ると最初の部屋でリニアの歴史や原理を紹介。そのあと3Dシアターで大迫力の映像を楽しめます。 夕食は、北ゲート付近のレストランビアハーレで。ドイツ料理ですが、ハンバーグやカレーのセットなど普段なじみぶかい食べ物でした。 外に出るとちょうど閉園の9:30。行きと同じく東ゲートよりバスにて帰路につきました。
翌日の新聞で知ったのだが、この日は最高のひとでだったそうだ。しかし、それほど混んでいるとは感じられず、むしろ、すいている感じでした。ディズニーランドでいえば「閑散期」という感じでしょうか。 |
↑開園前の東ゲート。列は短め。 ↑携帯電話に待ち時間を表示できる。登録制 ↑リユースを目的に鉄骨に穴は開けていない。 ↑園内を回るグローバルコラム。電動車。 ↑フードコートは席も半分空いている。 ↑マンモスの整理券の列。 ↑園内に4ヶ所ある、畳敷きの無料休憩所。 ↑メキシコ館前 ↑参加国の国旗。万博らしい。 ↑ロシア館のマンモス。ゆっくりみれます。 ↑チェコ館。いろんな楽器を楽しめます。 ↑オーストリア館。そりを体験できます。 ↑スイス館。アインシュタインのパスポート。 |
||||||||||||||||||||||
|